水転写とは専用紙(水溶性バインダーコート処理紙)にインク層を付着(印刷)させ、これを水に浸す事で紙側から水が浸透し、バインダー部が溶かされ浮き出して来ます。そして紙からインク層が遊離してきたら、被着体にスライドして転写する技法です。転写後は乾燥処理を行いインク層を密着させてからカバーコート部を剥がします。転写の特徴で有る三次曲面への印刷や、凸起部を避けての印刷又は凹み箇所への印刷等、あらゆる形状への印刷処理に大きな効果があると思います。
(プラモデル作成に使用のデカールをイメージして頂けるとお分かり頂けると思います)
 弊社は創業今年43年、これまで永年のスクリーン印刷としての蓄積された数々の経験を生かして他社に真似の出来ない新技術として「耐候用水転写シート」を開発致しました。発端は得意先であるオートバイ関連メーカー様が車輌用ホイールにビジュアル的に優れた多彩なバリエーションや多様なデザイン性を求めている事に着目し、塗装等の表面処理を施している上や形状が複雑な事からこれまで印刷が難しいとされてきた車輌ホイールへの水転写による印刷を御提案致しました。しかしメーカー様からは耐候性、耐摩擦性等に優れた物性条件を求められ、弊社と致しましても何度かの試行錯誤の結果、昨年大変厳しいテストにもクリアし現在では製品への御使用を頂いております。
 本製品は材質の物温150度以上30分の焼付けを行う事が可能な被写体に対して転写可能な水転写シートです。(材質、塗装の種類、色や素材により転写の可、不可がございますので必ず密着テストを行って下さい)尚、インクはアクリル樹脂系を使用しております。本製品の特性上水分及び熱に対して非常に反応しやすく他のシートに付いたり跡が残ったりします。本製品を保管する場合は、湿気の少ない冷蔵庫等の涼しい場所での管理を必ずお願い致します。
尚、製造後は半年以内程度にての御使用をお勧めします。
水転写製品|水転写とは?水転写方法